自分自身で心と身体をコントロール
ピラティスとヨガの違いは?
ピラティスはヨガと比べられることが多いですが厳密には全く別物です。
ヨガは瞑想効果(マインドフル)を主体として身体に負荷を与えながら肉体的(特に柔軟性)にアジャストしていくという意味合いが強いですが・・・
ピラティスの場合は正しい呼吸と動きで身体を改善し、『鍛える』というよりは『身体をコントロールしながら整える』(これを専門用語で【コントロロジー】と言います)感覚に近いのが特徴です。そのため『筋トレ』や『有酸素運動(ジョギング・スイミング等)』より無理なく続けることができ、また日々の生活で必要な身体の使い方(動かし方)も学べるため、人間が本来持ち合わせている【完璧(理想的)な身体】に戻していくことが可能なエクササイズです。
ダイエット効果もある?
ダイエットの目的はなんでしょう?
『ただ体重を落としたい』という目的でしたら食事療法や有酸素(発汗)運動の方が向いていると思いますが、『スタイルが良くなりたい』『脂肪を減らしたい』という方にはピラティスがとても有効です。
ピラティスは【解剖学】をベースにして『正しい位置と正しい動かし方』を身に付けるメソッドなので、狙った場所(例えば脂肪や関節等)へのアプローチが可能です。
またインナーマッスルを鍛えれますので、筋肉ムキムキな身体では無く、無駄な脂肪を減らしながら可動域を広げ『しなやかで美しい身体』を作るのと同時に『太りにくい身体』も手に入れることが出来ます。
芸能人やモデルがなぜピラティスを始めるのか?
最近ピラティスを始める芸能人やモデルが多いと思いませんか?
アメリカ・韓国はヨガよりピラティスの人口が圧倒的に多く中国もここ数年で一気にブレイクしております。
ピラティスは姿勢やスタイルだけが良くなるだけではなく、神経系(特に自律神経や迷走神経)への効果も高く『快眠』『ストレス発散』『リフレッシュ』『活力』といった明るく前向きな思考になれるのも人気の1つです。
ピラティスは姿勢やスタイルが良くなるのはもちろん、神経系(特に自律神経や迷走神経)への効果も高く『快眠』『ストレス発散』『リフレッシュ』『活力』といった明るく前向きな思考になれるのも人気の1つです。
また、特にダンスを必要とする芸能人には『体幹』『細くてしなやかな身体』『可動域』『怪我予防』なども同時に得られるピラティスが必要不可欠になっております。
その他のピラティス効果
深い呼吸を覚えると、気管が広がり呼吸も楽になるため『花粉症』や『喘息』などが改善します
体幹が安定することでスポーツでのパフォーマンスが向上します
(特にゴルフやテニスなどのスイング系は可動域の広がりも加味され大きな効果が発揮されます)
精神的な安定とホルモンバランスの向上で妊活への効果が期待できます
出産後の骨盤(開いた骨盤を正常に戻す)を改善できます
免疫力が向上し、病気にかかりにくい身体になります
(自己免疫疾患にも効果があります)
姿勢が整うと背骨が真っすぐに伸びて『身長が伸びた』という方もいらっしゃいます
ピラティスはけっして万能ではありませんが・・・
身体と心(精神)に多くの効果が期待でき、運動が苦手な方や定期的に通えない方でも日常生活から向上できる素晴らしメソッドです。
いつまでも美しい身体と健康をピラティスで手に入れて下さい。
ピラティスメソッド
『Return to Life Through Contrology』
ジョセフ・ピラティスの言葉
<コントロロジー(ピラティス)で本来のあなたを取り戻す>
ピラティスは『コントロロジー』(自分で自分の身体をコントロールする)という別名の通り、その動きを日常生活や習慣に取り入れ、人間が本来持ち合わせている素晴らしい身体に整えていくことを主として考えられています。ドイツ人であるジョセフは幼い頃から身体が弱く、様々なスポーツやヨガを経験し強靭な身体を手に入れていきます。そして第一次世界大戦や世界恐慌という時代に、両親の影響を受けた『医療(健康)と運動』を追求していく中でピラティスメソッドを開発します。最初はスポーツ選手の怪我治療やリハビリから始まり、ダンサーのパフォーマンス向上、運動不足のビジネスマン、勉強に疲れた受験生、スタイルを良くしたいモデルなど、幅広く対応する中で更に研究を重ね『体幹』と『インナーマッスル』の重要性に気付きました。現在、ピラティスメソッドは世界中のリハビリテーションに取り入れられ、全ての人の『健康法』として認知されております。そして一生をかけて身に付ける(学ぶ)メソッドとして継続することの重要性も説いています。
『10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で人生が変わる』